解説
2つの基準が同じ子どもに違うパーセンタイルを出す理由
WHO の基準は 0〜19 歳、中国の WS/T 423—2022 は 0〜7 歳で、2015 年に調査された 83,628 人の 子どもから作られています。作られ方が違うので、同じ子どもがそれぞれで違う パーセンタイルに落ちます。
2つが何であるか
WHO の基準は2部構成です。2006年の児童成長基準(0〜5 歳)と、2007年の成長参照(5〜19 歳)。前者は、推奨される授乳と 養育の条件のもとで育った子どもを多国で調べて作られました。
WS/T 423—2022 は中国の7歳未満児向けの標準で、国家衛生健康委員会が 2022 年9月に発行し、2023 年3月施行、 2013年版を置き換えました。データは 2015 年の第5回全国児童 身体発育調査によるもので、ハルビン・北京・西安・上海・南京・武漢・広州・福州・昆明の 9都市、83,628 人の子どもを対象としています。
実務上の違い:どこまで届くか
WS/T 423 は 7 歳で止まります。就学するとこの表は当てはまらなくなり、 学齢期の基準が要ります。WHO の表は 0〜19 歳を、身長も BMI も、思春期の終わりまで途切れずに通します。
このサイトが WHO を既定にしているのはそのためです。ひとつの基準が全区間を覆い、 途中で乗り換えなくてよく、原典の表が公開されているのでどの数字も辿り直せます。
大事な決まりはひとつ:混ぜないこと
同じ子どもが2つの基準で違うパーセンタイルになります。今回はこちら、次回はあちらで引くと、 目にする「変化」が子どもではなく参照の入れ替わりだということが起こります。 「間違った」基準を選ぶことより、こちらのほうがずっと多く読み違えを生みます。
ひとりの子どもを時系列で追うなら、ひとつに留まってください。かかりつけが特定の曲線を 使っているなら、それが基準です。ここの数字は、それが何を意味しているかを理解するための ものです。
では、どちらが「正しい」のか
この問いにひとつの答えはありません。2つは同じことに答えていないからです。 全国調査から作られた表は、その子どもたちが実際にどう育ったかを記録しています。 推奨される条件で育ったコホートから作られた基準は、条件が良いときに子どもがどう 育ちうるかを述べています。どちらも正解ではなく、どちらも参照です。
どちらの表もここにあり、並べて読めます:身長を並べて見る。
自分の子どもの数で試す
計算はすべてブラウザ内で行われます。入力した内容がサーバーへ送られることも、保存されることもありません。
よくある質問
- WHO の基準と各国の基準では、どちらが正確ですか
- 答えている問いが違います。ある国の調査から作られた表は、その国の子どもが実際にどう育ったかを記録しています。WHO 2006 基準は、推奨される条件のもとで育った多国コホートから作られ、条件が良いときに子どもがどう育ちうるかを述べています。どちらが正解ということはなく、どちらも参照です。大事なのは混ぜないことです。
- 中国の国家標準はどこまでを対象にしていますか
- WS/T 423—2022 は0〜7歳です。就学後は学齢期・青少年向けの別の基準が要ります。WHO の表は0歳から19歳まで途切れずに続きます。
- このサイトが WHO を既定にしているのはなぜですか
- WHO の表は身長も BMI も0〜19歳で通っているので、ひとつの基準で思春期の終わりまで、途中で乗り換えずに追えます。表が公開されていることも理由です——ここのどの数字も出典まで辿れます。